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Tag: 搭載された爆弾~エコノミック・アルマゲドン 2/16Select Song by Reflections of my life/Marmalade

搭載された爆弾~エコノミック・アルマゲドン

2月のカレンダーも残りの日付のほうが少なくなりました。春も、もう助走して飛んでしまえば到達する距離です。しかし未だ雪や霙交じりの冷たい風が大地を吹き抜けています。嘗て繫栄を極めた大企業でも冷たい風が吹き始めています。

2年前の丁度冬の時期にJAL復活の為に社員300人以上が整理解雇という大リストラをされたことはまだ記憶の鮮明層に残っていますよね。
86億円もかけて鶴丸ロゴを復活 させて目障りで優秀な社員の首を切る。実際に解雇されたのは多くの組合幹部が含まれていたようだ。大企業なるものは人の心は存在しないかのようにまるで社員をシュレッダーにかけるが如く消滅させてゆく。鶴丸にこだわる理由もわからないし、JALは税金で救済せず、一度、破産させるべきだったのではないだろうか。そして徹底的にコストダウンしたLCC航空会社に生まれ変わらせて今現在多く存在するLCC各社と戦わせるべきだった。

画像の説明

パナソニックやシャープでも“追い出し部屋”のようなものが存在しているという。
国鉄の分割民営化の折に、“余剰人員”とレッテルを貼られ、“人材活用センター”なるものに異動させられ、多くの人々が“自主”退職に追い込まれたという苦い過去を想起させる。
人間としての存在意義、人格までも否定され、人間性までも蹂躙される。
じわじわと真綿で首を絞める手口。こういう陰湿な手口が、またもや蔓延しているようだ。 経営危機に立つ企業が、そのシワ寄せを労働者に転化するという常套手段なのだろう。そこに配属されたらやる気がなくなるように仕向けるという意図の下に組織され作られた部署らしい。 いや~陰湿だね~読んだり、書いたりして想像するだけでも腹立たしく憤りを覚える。

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雇用と賃金を考えた場合、ローソンのように20代後半から40代の社員の働き盛り限定だが、年収を平均で3%引き上げると先日発表した企業もある。このような企業が今後数多く出現しなければ生活に直結する「雇用・賃金」は物価動向に遅行するだけに、物価上昇見通しは手放しでは喜べない。景気回復がある程度長く続かなければ、経営者は業績が向上しても賃上げには消極的で、むしろ内部留保などを優先する傾向があるから。
今は大リストラの時代。いつ何処の会社が行うかなんて誰も予想できない。アベノミクスのリスクでその数は増える傾向にある。どうにか正に正しい方向に軌道修正しないと日本はエコノミック・ハルマゲドン(大不況)時代を迎える事になる。

画像の説明

それでは今日はリストラという話題でお話しましたので、挫折感、絶望感、不安、憤りを感じながら人生を1度リセットし直してみようという詩。今は小さいけど希望の炎を燃やし続けようという詩をお届けします。この詩は私はリアルタイムでは聴いていませんで、かなり後になって存在を知りました。1970年にヒットした Marmaladeというソフトロックグループの作品で、“Reflections of my life”という詩です。

誰もが1度は感じる人生に躓いたり岐路に立たされた時の心情を上手く表現した素晴らしい詩です。それではどうぞ~

Reflections of my life

Written by Junior Campbell'

The changing of sunlight to moonlight
Reflections of my life, oh, how they fill my eyes
The greetings of people in trouble
Reflections of my life, oh, how they fill my mind

All my sorrows, sad tomorrows
Take me back to my own home
All my cryings (all my cryings), feel I'm dying, dying
Take me back to my own home

I'm changing, arranging, I'm changing
I'm changing everything, ah, everything around me

The world is a bad place, a bad place
A terrible place to live, oh, but I don't wanna die

All my sorrows, sad tomorrows
Take me back to my own home
All my cryings (all my cryings), feel I'm dying, dying
Take me back to my own home

Reflections of my life

訳 詩 yasushi haruno 

陽の光が月の光と入れ替わり誘われ
僕の人生を振り返ってみると 眼に浮かびあがる
悩み多き人びとのふれあい
僕の人生を振り返ってみると 眼に浮かびあがる

すべての僕の悲しみ そして悲観的に感じる明日が
僕の心の奥底に宿っている
すべての僕の叫びが、自分に対しての憤りの声が
心のやすらぎを求めて彷徨っている

自分自身を替えるつもりでアレンジを試みて 
自分というものを見直してみる
そして自分の廻りのすべてのものを変えてみる

この世界は自分にとって決して居心地のよい場所ではない
生き残るには苦労する だけど投げ出したくは無いと強く思う

すべての僕の苦しみ そして悲観的に想う明日を
僕の心の奥底からはけだし
すべての僕の痛みと、自分に対しての憤りを叫び声として放つ
必ず希望の持てる明日が来ると想いながら

youtube オリジナル音源 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=radPrp-sckY



コメント

  • リストラは人事じゃないですよね~若いからって安心できません。
    今夜の詩もとっても素敵な訳詩がされていてほんわかです。 -- yu 2013-02-16 (土) 20:56:49
  • まさに心の詩です。素晴らしい!! 挫折感、絶望感、倦怠感、疲労感から開放されて希望の持てる明日を探したいものです。 -- kouji 2013-02-16 (土) 21:01:26
  • エコノミック・アルマゲドン爆弾とは上手く表現したものだ。流石だ!

    日本の情報家電産業はパソコンのように全滅するしかない。アップルのようにOSからアプリまで自前で作れるような体制が無ければ利益を独占する事はできない。

    -- ムシャノコウジ 2013-02-16 (土) 21:11:41
  • シャープやパナソニックや富士通など、日本を代表する電気関係の企業や大手の鉄鋼メーカーが、海外企業の買収の対象になる可能性が高まります。
    海外の企業が非情ですから、買収された企業は徹底した合理化が断行され、リストラによって不採算事業は徹底して整理されます。益々これからリストラ地獄が待ち受けていると言って間違いではない。アベノミクスというまやかしの政策は達成できるすべもなく脆いものです。
    -- マカダミアンシュリンプ 2013-02-17 (日) 00:45:22
  • 今日も素晴らしい詩をありがとうございます。心の中に灯る詩です。 -- れいん 2013-02-17 (日) 11:52:13
  • 今年の年末くらいになったらリストラされた人の数はかなりなものになるだろうな。企業も生き残るために必死だからもはや非常手段だなんて思ってやしない。

    マーマーレードの詩、訳詩がすばらしい!いつものことながら作者の心に成りきった訳だ。 -- main man 2013-02-17 (日) 17:07:42
  • GooD Job!! God mind!! -- duke 2013-02-17 (日) 20:35:00
  • 情報操作を煽動するマスコミが、円安のデメリットばかり強調するのも馬鹿げている。

    牛丼やハンバーガーなど、庶民の生活を支えていた安い外食産業は値上げを余儀なくされます。企業は存続の為にあらゆる手を使わざるを得ない。その最初の手段が人員削減=リストラとなる。例えば、世論的に給与、ボーナスをUPさせたと企業イメージを上げる為にリストラして実行する場合もある。経営サイドの勝手だが、理不尽極まりない。
    -- 応仁のLAN 2013-02-18 (月) 00:59:01
  • 相対評価による解雇とは、会社側が全社員を評価し、相対的に評価が低い下位の一定割合の社員を退職させるもの。リーマンショック後、日本の外資系企業で目立ち始めた。「たとえば1000人の企業だと下位1割の100人を退職させるといったやり方です」これまでの日本の企業では、仕事をさぼったり、誰が見ても著しく能力が低い社員に研修や教育を施し、それでも改善されない場合、解雇もやむをえないというのが普通だった。つまり絶対評価による解雇である。

    「ところがここ数年は、外資系企業を中心に、相対評価の低い一定割合の社員を問答無用で退職させる企業が出てきた。相対評価の低い社員に“業績改善が必要だ”としてPIP(業績改善プログラム)を受けさせた揚げ句、改善の見通しがないという理由で退職に追い込むのです。
    -- 縄文原人 2013-02-18 (月) 23:32:18
  • 人間節目、節目で、岐路に立たされた時は大いにもがき苦しみながら示された方向へ進むしかないものだ。そういう時の心境を上手く表現している詩だ。


    JALを税金で再建→外資に不当配当=「選民官産合体社会主義計画経済」という訳だ。もちろんこの恩恵に預かれるのは、選ばれた官僚、資本側の二者だけ。外資などむしろ「ナニガ、イケナイノ?」と札束で貧乏議員の頬を引っ叩きながらあざ笑っている。

    あらゆる公共事業を極一部の私企業が独占し、未来永劫、子々孫々代々その特権を維持するという、もはや「階層貴族社会」である。

    -- 天然アロイ 2013-02-19 (火) 20:51:52
  • いい詩desu。人間いつ岐路に立たされるかわからない。将来が約束された人生をうらやむこともあったが、先が見えないから人生面白い! 最近そう思うようにした。 -- どこものこ 2013-02-19 (火) 22:14:07
  • いい訳だな~~!流石!! -- シュナイダー 2013-02-20 (水) 22:28:47
  • yasushiさんの感性が生かされた最高部類に属する訳詩ですね。人生の岐路に立つ悩み多き人への讃歌のよう~ -- れい 2013-02-20 (水) 22:30:50
  • そやな~大企業はイザとなったら政府がなんや助けてくれるんよ。助ける価値無いこまい企業はさっさと潰れてまえ~ゆうとるようなもんじゃ。
    リストラ増えると思いますで~実質的な庶民がかかわる景気回復ちゅ~のは片手で数えるうちは期待できない思います。

    マーマーレードとな。渋い選定やな~グループ名は甘いけど。 -- こうたろう 2013-02-25 (月) 20:39:39

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